どうにかこうにか

見知らぬ土地での日々の記録

また日常へ

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予定通りホテル泊を挟み、高原にある農業公園に立ち寄ってから帰宅した。

玄関を抜けると予想通り部屋は熱気で充満していて、1日半ほど締め切られた部屋はエアコンを強めにかけてもしばらく暑さが抜けなかった。

おやつ時だったので一息ついてから荷解きしつつ、洗濯機を回したり食洗機を回したり、ホットクックに材料を放り込んで夕食の準備をしたり、おままごとをする子どもに付き合って繰り返しティーパーティーに参加したりして大方の荷物を一気に片付けた。

住む建物は同じように古くても、自分等にあわせて家電や生活用品が揃った自宅での暮らしはストレスがとても軽いことに気がつく。

旅行の後は大抵移動疲れがあるので帰ってからの食事は簡単に済ませたくなるが、外食続きなこともあるので家で食べたくなるというジレンマが今日も発動した。幸い、帰省前に多めに作って余りを冷凍しておいたミートソースがあったので茹でたペンネとシュレッドチーズを適当にあわせたものをメインにして、ホットクックが作ってくれたスープと一緒に食べた。食後には今朝道の駅で買ったばかりの梨を頂いた。

明日からまた日中は子どもと二人で過ごす日々が戻ってくる。のんびり仲良くやっていくぞー。

長かった1週間も終わり

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当初から最終日は夫に車で迎えに来てもらい、道中一泊してから自宅へ帰る予定でいた。予定を大幅に早く切り上げて帰宅した前歴があるので、宿は予め決めずに週半ばに予約することにしたものの、木曜日に本気でもう帰りたいと思うようになった時にはすでに予約が完了していたので、心と口にはなるべく蓋をして残りの2日を耐えた。

夫が来てくれてからは肩の荷がすっかり下り、両親とも普通に会話ができていたと思う。夫は私の親の話でも鬱陶しがらずに相槌をうって聞いてくれるところが最高だ。両親は昼食にご馳走を用意してくれて、美味しくて私も夫も満腹になるまで食べた。夫は帰り際に手土産を渡していた。なぜ到着した時じゃなかったんだろうかという疑問は残るが、ちゃんと気が利いて有り難い。私が実家へ向かう際にもお土産を持たせてくれたから、本人が来る時はないかなと思っていたのに。

こう書き出すと、どうして私は実の両親ともう少し上手くやれないのだろうか、こんなにも大人になったのに、とますます自分に嫌気がさすが、しばらくは多分どう転んでもダメなんだと思う。今は少し距離を置きたい気持ちが強い。

そもそも帰省なんてしなければよかったのかとも思うが、頼まれてもいないのに私は夫をしばらくひとりにしてあげたかったのだ。

仕事からは解放されないけれど、子育てからは解放されて家事も最低限でいい生活をさせてあげたかった。仕事に集中してもいいし、いつも通り早めに帰って来て家事もせず録画の消化に勤しんでくれてもいい。そんな生活、多分3年ぶりとかだから。私はこれまでも、夫が自分の実家へ子どもと一緒に泊まりに行ってくれたりしてお暇をもらっていたが、反対にしてあげることが出来ていなかったから。

まぁそんな感じでどうにかこうにか7日間の帰省を終えた。

明日は牧場かどこかへ寄って午後には帰宅する予定。夫の有り難さを噛み締めた帰省だったので、自宅に帰ってからも感謝しながら日常を過ごしたい(多分無理)。

柳ヶ瀬散策

20代半ばまでは実家へ帰省しても出かける場所は名古屋しかないと思っていたけれど、年を重ねるにつれて、地方にも雰囲気の良いお店が集まるエリアや感じの良い美術館や博物館などがあることに気が付き、帰省のたびに開拓するようになった。

3日目の外出は、ツバメヤのわらび餅が美味しかったというツイートを少し前に見て食べたくなり柳ヶ瀬へ行くことにした。ツイートしたのは多分東京の方だったと思う。日本橋店のオープンおめでとうございます。

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ツバメヤではわらび餅と、あんこと、羊羹を購入。わらび餅はとろんとした触感/食感と程よい甘さで何個でも食べられそうな美味しさだった。あんこは母へのお土産。羊羹は、自宅に夫が持ち帰った虎屋のおもかげがひとつだけあって、食べ損ねてこちらへ来てしまったから何だか食べたくなって。ちょうど同じサイズ感で手に取ってしまったのでした。

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ここはツバメヤの前の道を渡ってちょっと行った先にある古本屋の徒然舎さん。あいにくの定休日だったので外観チェックだけ。本を読むようになった頃にまた再訪したい。

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もう一件の目当ては徒然舎を過ぎたところにある洋菓子店の川島。今回3回目。季節毎に出ているものが変わるので今回はグラスを食べようと目論んでいたのだけれど、外で食べるには暑くて断念。前回買って美味しかった黒糖と胡桃のサブレ、初めて買うメレンゲ、マドレーヌ、ヴィジタンティーヌをひとつずつと控えめに。チョコレートの季節にまた来たい。

他にも高島屋で母のお使いや、化粧品の補充、あとはマーガレットハウエルで秋物を購入した。そういえば、コロナ前ぶりにカウンターでタッチアップしてもらった。やっぱりコスメも試してから買うのが良い。服も基本的に試着しないと買えない。もしくは高確率で失敗する。

昼食は高島屋からほど近いピッツェリア ダ・バッボさんへ。ピザが食べたくてGoogle mapで見つけたお店。マルゲリータと迷いに迷った末にフンギを注文。ベースをトマトとクリームソースを両方選べたのが決め手。生地の香ばしさやソースの塩味が程よくてとっても美味しかった。

気持ちのよさそうな公園もあるし、シネコンではあまりかからない映画を上映する映画館もあるし、近所にあったら良いなと思うお店もいっぱいあって、柳ヶ瀬は普通に住みたい街でした。

帰省は6日目を終えて残り半日。あとひと息何とか。

ぎふ柳ヶ瀬 ツバメヤ

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川島 BISCUITS | CHOCOLAT ファーブルトン

ピッツェリア ダ・バッボ-駅前・玉宮/ピザ-レッツぎふグルメ

テコ入れの日

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日に日に自宅へ帰りたい気持ちが高まっている。

最初の二日は夕方になると頭痛がし始め、夜は子どもと一緒に寝るような生活をしていた。大人が3人もいるのに、自分の時間が満足にとれないことに不満がつのり始めたので、今日はひとりで買い物に出掛け、何とか気持ちを立て直した。

お昼を挟んで4時間ほどひとりで過ごし、適度に散財して今後の生活に備え、帰りは祖母宅へ寄って小一時間ふたりでお茶をした。

普段なかなか会わない祖母と過ごす時間は、いつもファンタジーのようだ。

最寄りの駅から1kmほど歩いて祖母の家へ着く頃には汗だくになっていたので広い和室でエアコンをつけてのんびりしたいところだったが、家主がエアコンは要らないし場所は台所で良いと言うので、ごちゃついた机の上にお土産のわらび餅を置いて、他の荷物を床に下ろした。

冷たい飲み物を欲して冷蔵庫を開けると、あったのは微糖のコーヒーと見たことのない炭酸飲料とスポーツドリンクだけだった。改札を出たときにコンビニで飲み物を買わなかったことを悔やんだ。無糖であればコーヒーでも良かったのに。仕方がないので、いつ作られたか分からない怪しい氷で買ったばかりの紅茶を使ってアイスティーを淹れた。バラと桃のフレーバーティーは、祖母にはバラという単語も伝わらなかったし、味もよく分からないと言われたが、最終的には美味しいと言っていたので安心した。

おやつのわらび餅も、近ごろはあまりお腹が空かないから要らないと最初は言っていたが、せっかくだからひとつだけ、と取り分けたらフォークを探している間にペロリと平らげていて、結局ふたつ食べた。私は美味しく3つ頂いた。

とりとめのない会話をしていたらやがて母と子どもが私を車で迎えに来てくれたので、また来て一緒にお茶をする約束をして家を出た。別れ際の車が出るまで見送ってくれた祖母の笑顔がとても良いものだったので私まで嬉しかった。

3日目をなんとか終えて、残り4日。

帰省

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ワンオペで子どもと向き合うのはなかなか骨が折れるので、今日から1週間ほど実家へ帰省している。

少し前、引っ越しを終えてすぐの時にも同様に実家へ来たのだが、その時は1週間のつもりが3日で自宅へ帰ってしまった。人の手が増えるから実家の方が楽に過ごせると思ったのに、全体としてはなぜか思ったように楽にはならず、48時間が経つ頃にはこれなら自宅でひとりで子どもと過ごしていた方が良いじゃないかと限界がきた。そして翌朝には特急と新幹線を乗り継いで自宅へ戻った。

子どもが暮らす想定のない家での生活は何かとストレスが多い。包丁やハサミが子どもの手の届く場所にあるとか、触って欲しくない物があちこちにあるとか。子どもの挙動に常に注意を払わなければならないのは本当に疲れる。自宅は適度に最適化されているのだなとも一方で感じた経験だった。

今回は、子どもから離れて自分のことをしたり、ひとりで出掛ける日を設けたりして、なんとか1週間こちらで過ごしたい。1日目を無事に終えられたので、残りあと6日。